「マイナスのことば」は言わないで!
「はあ…、難しい。」とか「こんなの絶対無理。」とか、そんな「ことば」を無意識のうちに出していませんか? 実はこれはとても大切なことです。物事に出会ったときの「考え方」や「口癖」、それが結構その人の「成績」や「人生」を決めたりします。
難しい問題に出会ったときや、たくさんの量をこなさなければならないとき、「よし、やってやろう。」と思うのと、「こんなの無理。」と思うのでは、その後が大きく違ってきます。
●成績が伸びていく子…難しい問題が出ても文句を言わずひたすら取り組む
▲成績が伸びにくい子…難しい問題が出たら「無理」「できない」を連発する
「考え方」や「ことば」には力があります。力があるからこそ、縁起の良い言葉、悪い言葉、おまじない、さらには呪文、というようなものが存在するのでしょう。
「私って全然ダメだから…」「自信ないし、本番に弱いし、あがり症だし」「うまくいくかどうか分からない」「うまくいかなかったらどうしよう」「試験に失敗したらどうしよう」「最近運が悪いからなぁ」「○○君はいいなぁ、うらやましいなぁ。もともとが違いすぎるのよ」
言葉の威力を知らないから、気軽に言えてしまうのです。こんなマイナスのことを言っていたら、それにふさわしい現実が訪れます。
「これくらいなら、自分にもできる」「こんな問題、簡単だ!」
学力を伸ばしたかったら、そう思って取り組むことが不可欠です。受験まであと数カ月。マイナスの言葉は口に出さないように気をつけましょう。