知っておきたい 広島公立高校の内申点
目標の学校に進学するには、テストの点数だけでなく内申点も重要です。早いうちからおさえておきましょう。
公立高校の入試と内申点
公立高校の入試には、2月初旬に小論文と面接が行われる選抜?(推薦)と、3月初旬に5教科の筆記試験が行われる選抜?(一般受験)の2種類があります。
私立・選抜?(推薦)とは | 選抜?(一般受験)とは |
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内申点(中1から中3までの成績を合わせたもの)が高い生徒、部活動で優秀な成績(県大会やコンクールレベルでの成績などで突出した実績)を収めた生徒が受験する場合が多い ※選抜?の方が倍率が高いので、受験勉強を選抜?の「小論文・面接」だけに絞ることはお勧めしません。 |
広島県の一般入試は、当日点が125点、内申点が130点の合計255点満点が標準です。内申の比重は全体の半分と、かなり大きくなっています。 ※ただし、学校によって当日点のウエイトを重くしたり、英数だけ配点を上げたりと特殊な計算方法をとる高校もあります。 |
私立・選抜?(推薦) | 選抜?(一般受験) |
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1年?3年の各成績9教科を5段階に評定する。 ⇒全て合計する。(135点満点) |
1年?3年の各成績9教科を5段階に評定する。 |
「テストの点数はいいのに、内申点が悪い」とは?
「テストの点数はいいはずなのだけど、内申点が悪いです。どうしてでしょう?」という質問をよく受けます。
定期テストや小テストでは、「思考・判断・知識・理解」などが問われます。日ごろの勉強の様子は「関心・意欲・態度・表現」などの項目で評価されます。つまり、授業態度・挙手の回数・忘れ物の回数・ワーク、ノート、プリントの提出物など、毎日の積み重ねなのです。
内申点は「テストが50%、授業態度が50%」と思って日々過ごしましょう!